蓋だけにとどまらないボンネットの役割

ボンネットとは、自動車を構成する部品の一つで、エンジンの上に備えられたカバーの事です。英語においてはエンジンリッドやエンジンフードという名称も用いられています。ボディと同じ鉄鋼の他に、近年ではアルミニウムを用いて軽量化を図る自動車製造メーカーも増えています。ウインドウウォッシャーの噴射口の他に、エアスクープ、パワーバルジ、フードクレストマークなどが備えられている場合もあります。カバーとしての役割の他に、その車種の外観上の特徴ともなっています。一般的にはワイヤーで連結されているレバーを引く事によってラッチが解除され、わずかに開き、それからは人力で開く構造になっている物が多く見られます。完全に開いた後にはつっかえ棒などで閉まらないように固定する事が多く、開く方向は車体のデザイナーや設計者の趣向に依存しています。自動車の前方にエンジンが置かれている場合、車体前方から後方に向けて開くアリゲータータイプが多く、キャビン側から車体の前方に向けて開く場合にはチルドタイプがよく見られます。アリゲーターレイアウトは整備性が高く、チルドレイアウトは走行中にラッチが破損などによって解除されてしまった場合のリスクが小さくなります。

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